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髙陽園
大空へ
2022年07月28日

生き物の話が続きますが・・・

こちらの場所に移転して以後、本当にたくさんの生き物が姿を見せてくれます。

エレベーターホールは光がたくさん入る場所で、広さも十分。なので今は、「たうなぎ」「青虫」「めだか」。事務所内では、当園のアイドルの亀ちゃんが生活しています。

散髪などでエレベーターホールを通る入居者様はいつも生き物を観察をしてくれます。

①中庭の水やりをしていた際に、4年越しで種から育てていた文旦の木が最近ではかなり青々と成長していたのに、丸裸になっている!!!これは何かに食べられたな!?と思い、鉢の淵を見ると、これもまた青々とした青虫がデンと居座っておりました。あまりの驚きにギャーと奇声をあげましたが、これも自然界では当たり前のこと。

②早速虫かごに青虫を捕獲・・・いや避難させ、無事アゲハ蝶になったら返してあげようと思っています。

③前蛹の段階で、蛹になる場所が決まると体を尾の方からだんだん縮めていき、尾端を固定した後、体に糸を張り固定します。

④蛹になりました。羽化まで観察します。

⑤入居者様も職員も前を通るたびに、「まだ蝶にならんの?」とチェック。しかし、なかなか羽化しません。

⑥6月27日(火)出勤すると、先に出勤していた職員が、「蝶になってるで~!!!」と教えてくれ、早速カメラをもってダッシュ。無事羽化し、とても綺麗なアゲハ蝶になっていました。あんな小さい袋の中に、こんなに大きくて綺麗な羽を隠していたのだな!と生物の不思議を再度感じました。

無事大空へ飛び立っていきました。アゲハ蝶はたった二週間しか生きられません。短い命で精一杯子孫を残そうとする姿は美しい以外の何ものでもありませんね。